時の神秘

毎日聞こえてくる
機械的で複雑な音　
人間が奏でる重い音から解放されたくて
ここへこっそりと逃げてきた


私はふと　幼き日を思い出した・・・


夕方まで遊び
一人、また一人友達が家路につくのを見送った日
友達が帰った後、学校の校庭や神社に残り
一人で静かなる時間を楽しんだ日


闇夜になる前の不思議の時
夜でもなく　昼でもなく
私は少女でも大人でもない
無邪気に笑うこともなければ
大人を装うこともない


ただ　時を感じている

現実と夢の間・・・

神様が与えてくれた

神秘の時を・・・・

オレンジ

君といると癒されるよ

会う人に良く言われる

最近　言われることが多くなったみたい


ただ普通に過ごしているだけなのに

私を見てホッとしたり　涙を流す人たちがいる



色の不思議・・・

人々が元気になるのならば

私はまあるい地球の隅々まで

この色を届けます

見えない存在

今日も
見えない何かが私を導き
見えない誰かが私にささやき
見えない力が私を助けてくれる


時々忘れてしまいます
見えないあなたの事を・・・


そんな時
あなたは私に可愛らしいいたずらをしますよね
私を忘れないでねって
ごめんね、

いつも私のそばにいてくれて　ありがとう・・・

銀世界

真昼の月は夜になると白光色に変わり
島を白く照らす
満月だとより一層光る

少年たちと魚釣りや波で遊ぶ浜辺は
波の跡だけが残る真っ白な砂浜

太陽が照らすと眩しいほどの白に変わる
月の夜に引潮だと浜辺が白く照らされ
青と混ざり合う

そんな日は　南の島が銀世界へと変身する

不思議な世界

白い世界

魔法の光